前作の不満点を解消し、見事に神ゲーの域に達した108人の仲間による歴史群像ドラマ! 幻想水滸伝2感想 レビュー
今回は幻想水滸伝2のレビューになります! 個人的にFF7にならぶ屈指の名作!!
作品情報
好きなRPGと言われるとこれを推す人も多い名作と名高いRPG。
特にシナリオの完成度が高く、ラストは涙腺崩壊必至。
レビュアーのプレイ状況
- プレイ時間 27時間
- シリーズは1のみプレイ済
- 集めた仲間は70人ほど
4人の一言コメントと総合評価
シナリオ☆9/10
強大で邪悪な敵を倒した後は盛り上がりに
やや欠けたのが非常に惜しいものの最後の展開には泣かされる。
快適度 ☆7/10
前作から改善されたものが多く快適度は上がったけど戦争パートのシステム変更により
悪くなった部分も。
BGM ☆10/10
相変わらずの良曲揃いパワーアップした
シナリオ面もあって印象に残りやすい。
独自性 ☆8/10
拠点の前作より増えたバラエティに富んだ施設と前作主人公を仲間にできるデータコンバートが
魅力的。
総合評価 ☆9/10
感想
1に続いて2もやってみたのですけど思ってた
よりもシナリオの完成度が高すぎでした…
杏ちゃんはどのシーンが印象に残ってる?
やたらと多いなぁとは思ってたナオミとのシーン 嫌な予感はしてたけど終盤になって・・・
ナオミと二人きりになるシーンがけっこうありましたよね。いま思うとナオミと主人公の絆を印象づけられましたし、終盤のあの悲劇は
もう涙がボロボロでて画面が滲んでしまいました(笑)。
あのシーンはまさかやったねぇ 選択肢なんか
ほんの一瞬やったし(;'∀')仕方ないけど早すぎw
私はやっぱりシナリオの完成度はルカの存在が
でかいと思う!あいつほど残虐性を感じた敵はRPGじゃめずらしい。ルカ討伐のときは主人公達の総力で戦ってそれでも立ち上がるあの姿は
どれだけ強大な敵かを思い知らされたね。そしてあの散り際・・・悪役としてかっこよすぎる!
シナリオ上では主人公側に不利な展開が多くルカの残虐性と強さを垣間見えることになる。
そんなルカでも人間味を感じさせるシーンがあった。これもまた印象に残るシーン。
ルカ討伐のあとは善悪の区別がつけづらい展開になって果たして主人公は善行を行っているのか?と自問したものです。
そういえばエンディングは3つあって一つはトゥルーだよね。杏ちゃんはどのエンディングだったの?
仲間集め切れてなくて、まさか最後の選択肢断る必要があるとは思わなかったので王様になって終わってしまいました(;´・ω・)
ドラクエ感覚でいたから断っちゃいけないやつと思ったよねw最後の一騎打ち絶対アツイよねぇ またプレイするときはトゥルーを目指そう!
良かった点
- 敵味方共に軍師キャラが前作より増え、シナリオがより戦記物感が増した。
- 紋章枠の増加でより多くの紋章がつけれるようになり戦略性が増。
- 道具袋の追加でアイテム管理が少し楽に(それでも3ページ分の上限はあるが)
- 完成度の高いシナリオ
- テンポのよさはそのままに魔法や技のエフェクトの強化で より迫力が増したスムーズな戦闘
- 丁寧に描かれたドットのキャラ、シナリオのよさもあって印象に残るキャラも多い。
- 前作のデータがあると前作主人公が仲間にできるのは胸アツ!
前作のシナリオがイマイチな印象でしたので、
今作のシナリオの完成度が高く、スムーズで迫力ある戦闘だとRPGとしてもかなりの完成度だと
感じられますね。
もう1つのポイントは紋章枠とアイテム関連!
前作だと使わずに終わった紋章たくさんあって
もったいなかった。アイテム枠増えたのも嬉しい。
前作だとすぐに埋まってしまって泣く泣く
捨てたりしてやりくりしてたもんねぇ。
アイテム管理で拠点戻るのも減るし
快適になったよね!
気になる点
- 解禁されるのが遅すぎる一部の便利機能たち
- 前作のジャンケン式の戦争パートからシミュレーション形式を 取り入れた戦争パートが運ゲー感が強い。
拠点や町に一瞬でワープする機能と地図の解禁の遅さが気になったなぁ。地図は序盤でとれるけどシナリオ上よる必要ない場所で意地悪だし街へのワープ機能は中盤だったしで・・・
地理が掴めてない状況で地図がないのはストレスになりかねないですね。ワープ機能は飛空艇でもあれば気にしなかったのでしょうけど、幻水にはありませんからねぇ・・・無駄に歩かされてる感が否めません。
戦争パートも不確定要素の遅さで著しくテンポさげてて
ストレスになりそう。攻防の値が設定されてるだけで
どういう計算でダメージ出してるのかわからず、基本的にダメージは1か0(攻撃外し)。せめて命中だけでもあげれたりできればよかった。攻撃を外すことが多くて歩兵、弓兵、魔法の三すくみも無駄になってる気がする。
戦争パートはAIに任せることもできましたけど、
命中率の低さで長いこと画面見るだけになってて・・・ 例え運ゲーでも難なく攻略できるのが幸いですが。
総評
戦争パートの戦略性のない運ゲー感が足枷になっているが、
そこを除けばシナリオ、戦闘、BGM、ボリューム、どれも完璧に近く完成度が高いRPG。
便利機能の遅さはたしかに移動が面倒ではあるがひどい長距離を 歩かされるわけでもなく、前作のようにアイテム管理で拠点にもどることも減ったので人によっては許容範囲になると感じられた。
おまけ
ムササビレンジャーが最高に癒しだった!(*'ω'*)
ミリーちゃんのパンチラもばっちり押さえたぜ!
そんなもん撮ってたのね・・・