幻想水滸伝 感想 レビュー
今回は幻想水滸伝の感想 レビューになります!
作品情報
丁寧に描かれたドット絵でスクエア黄金期の作品を彷彿させるRPG。
最大のウリは総勢108人のプレイアブルキャラ
レビュアーのプレイ状況
- プレイ時間 約17時間
- シリーズ初プレイ PS版をプレイ
- 仲間70人ほど ノーマルエンド
4人の一言コメント(5段階評価)
シナリオ☆3
戦記物にしては戦争面でのシナリオはイマイチ
快適度☆3
少ないアイテム枠、ダッシュが初期から
できない等90年代後半のRPGにしては不便だが戦闘のテンポのよさはピカイチ
BGM☆4
最初から最後まで良曲が多かった印象。
独自性☆4
108人の個性豊かな仲間と
仲間の数でどんどん発展していく拠点システムが面白い。
感想
世間からやたらと評価高くてプレイしてみたのですけど面白かったですね。個人的にシナリオは
いまいちだったのですが、それをカバーするかのように戦闘が面白かったのですよね。なんといっても複数人が同時に動くのでターンの回転が思ったより早く、テンポがよくて快適すぎた!
いいRPGに出会えました。
BGMもいい曲が揃っておりました。
特にネクロード城のBGMが印象に残ってますね。
ゼルダ時オカのガノン城を彷彿します。
ああいうパイプオルガンによる曲が私は結構好きですね。
そういえば序盤のドラゴンゾンビ。
あれは強すぎっ!w序盤だしけっこう油断してたからね・・・
ちょちょちょt!やばいってぇぇ!!て
かなりヒヤヒヤしたからね(笑)
トゥルーエンドは狙わなかったけどいつかは狙ってみたいなぁ。マルチエンドはこういうときに
いいよね!またプレイするときのモチベになる。
良かった点
杏ちゃんも言ってたけどなんといっても
複数人が同時にターンを消費する戦闘の
テンポのよさがすごいよねぇ。
他に私がいいなぁって思ったのは一騎打ちかな!ほかのRPGじゃ見られない演出で新鮮だったし、
シナリオを盛り上げるのに貢献してたよ~!特に父との対峙はよかった!
一騎打ちの他にも幻想水滸伝ならではの良かった要素として仲間集めがあるよね!
仲間の数によってどんどん拠点が発展して、仲間を集めた報酬として拠点の施設が
充実して発展していくのだけど、特定の仲間が
いるとちょっとしたイベントもあったりするから集めたくなっちゃう!
さらに重要なのがこの幻想水滸伝は低レベルの
キャラほど経験値多い!
だからどのタイミングでどんなキャラが入ろうがすぐに実用レベルに到達するの!
これかなり助かったよ~。レベル差がすごくてもおにゃのこ使い放題!(*'ω'*)
ただネックなのは欲しい仲間入れてしまったら
残りの仲間集めの作業感が否めないのよねぇ
これは私が最も気に入ったところなのですが、
ドットが繊細に描かれているのでキャラの動きが細かく、
ドットのクオリティがすごく高いのですよ。
PS時代にこれほどのドットゲーがあったんだ!と感動してしまいました。
気になる点
たくさんの仲間がいるのに強制加入でパーティ枠を圧迫して、入れたいキャラが入れれないなんてことが最後まであって残念だったなぁ・・・最後くらい自由メンバーでよかったと思うんだけど
アタシはダッシュが紋章枠(一人1個装備できる魔法のようなもの)使うのと、アイテム枠の少なさでアイテム管理が面倒だったのが気になった!初期のドラクエみたいで懐かしくは感じたし戦略を練る意味では楽しかったりしたけど(笑)
紋章枠をダッシュで潰すのはもったいないねぇ。最初からできるべき機能よね。
他にも入れたい紋章あるのに紋章枠が少ないのもきつい。
シナリオ面では戦記物にしては軍師が活躍する
シーンがほとんどなかった印象だったのが
気になったなぁ。戦いの策もゴリ押しばかり
だったような気がするし。自分がシナリオ
いまいちハマらなかったのはこのへんが関係してるよ。
総評
みんなの言ってたことをまとめると・・・
不便な点が目につくけど、全体的に丁寧に仕上げられている印象。
紋章枠アイテム枠の少なさは戦略性にも関わり、
結果的には戦闘を面白くするのに一役買っているともいえる。
繊細なドットが可能にしたキャラの細かい動きはキャラの息を感じられるし、当時最先端であったであろうポリゴンにも負けない魅力を感じたね。丁寧に描いたドットでポリゴンに対抗したのかな?
戦闘のテンポのよさと繊細なドットはレトロRPGながら現代でも充分通用するポテンシャルがあるだろうね!
総合評価 ☆6.5/10.0
(シナリオ 6/10 快適度 5/10 独自性 8/10 BGM 8/10)