【レビュー】ゼノブレイド2 黄金の国イーラ
今回はゼノブレイド2黄金の国イーラのレビューになります!
作品情報
ニンテンドースイッチのRPG
ゼノブレイド2の有料追加コンテンツ。パッケージ版有。
レビュアーのプレイ状況
・本編クリア済み
・黄金の国イーラ プレイ時間12時間ほどエンディングまで
4人の評価とスコア
ボリュームとシナリオ
元々本編に入る予定だっただけあって
DLCとは思えないボリューム。
(コンプまで20時間以上だろうか?)
サブクエをクリアして成長させる
ヒトノワシステムが面白い。
多くの人とヒトノワを繋げることで
ユーザーにイーラの人々の肩入れをさせるようで
ゼノブレイド2の世界を魅力的に描いていた。
しかし、終盤に強制されるサブクエはプレイ時間の
水増しに思えてならない
快適度と独自性
戦闘参加ブレイドが本編とは違い固定なので
シナリオに沿って進めるだけで
必要なフィールドスキルがほぼ揃い
本編よりサクサク進んだ印象。
1つのサブクエをクリアするとそこから
新たに人との繋がりができて人の輪を広げていくヒトノワシステム
キャラクター達が生きているかのように
ユーザーに感じさせる素晴らしいシステムだと思った。
ボリューム ☆10/10
シナリオ ☆ 8/10
快適度 ☆ 6/10
独自性 ☆ 8/10
総合 ☆ 8/10
良かった点
・必要フィールドスキルによる足止めが減った
本編では特定のレベルのフィールドスキルでないと進めない
足止めがけっこうあってその度にブレイドの入れ替えやスキルのレベルあげをしてたんですがそれが結構億劫だった
(ブレイドの数もかなりの数だし・・・
それが今回は戦闘参加ブレイドが固定。ですので
シナリオの進行でフィールドスキルを上げる手間はほとんどなかった。
足止めがあることはあるのだが数回各々の固有スキルを使うだけで
容易に突破可能。必要なフィールドスキルを持つブレイドいるけど
育ってねぇ!とかブレイド入れ替え面倒くさ!とかがないのだ。
・ヒトノワシステム
サブクエストで人の輪を繋げていくシステム
どんどん繋げていってイーラ国民との絆が深まる。
まったく違う地域の人とヒトノワが繋がる驚きもありました。
そんなヒトノワシステムによってユーザーは
イーラの人々に愛着が湧くようになるだろう。
イーラは滅亡する運命にあるわけだから多くのユーザーが
最後には心動かされるのではないだろうか
・ラストバトルが秀逸
詳しくはいいませんがいままでやってきたRPGで一番好きなラストでした。
本当にアツい!
気になる点
・ヒトノワレベルによる足止め
シナリオの終盤になると突然、本当に突然
ヒトノワレベルをあげることが強要される。
つまりサブクエをしろと・・・
でもこれヒトノワのチュートリアルで
するかしないか自由としてたはずそれを強要されるのは
正直納得いかない。
あとタイミングが悪い。よりによって終盤。
一気に終わらせたいタイミングで足止めは気分を萎えさせる。
・モンスター図鑑 アイテム図鑑が欲しい
どこのどのモンスターがどういった素材を落とすか
どこの地域のどのあたりでどんな素材が採れるかがわかる
図鑑みたいなものがあればクラフト面が快適だったように思う。
総評
本編で不評だったガチャ要素で増やしていくブレイドが固定になったことでブレイドそれぞれに愛着が湧き、フィールドスキルのギミックも容易に突破できてシナリオの進行は快適。聖杯大戦のシナリオも濃密に描いていて満足。
ヒトノワシステムは悪くないアイデアだとは思うが
強要する必要なかったように感じた。
ヒトノワシステムは感動には絡んできたがシナリオには
そこまで絡まないのか・・・と残念な印象。
最後のサブクエでの水増しがなければ良作。